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大阪 中崎町の美味い「カレーまぜそば」(ラーメン 香澄)

中崎町駅と天神橋筋六丁目駅のおよそ中間地点に位置する「ラーメン香澄」。阿波座にある人気ラーメン店の2号店である。
人気ラーメン店の2号店、もしくは支店は周辺にはパッと思いつくので「きんせい」「えぐち」「まんかい」「麺や輝」などがある。

(めっちゃ近いという事もないので注意)


近所に住んでいて、たまに近くを通る印象としては常に行列を作っているわけではない。
この日は日曜日のお昼13時くらいに訪問して、5人並んでいたが5人とも同じグループだった。
食券制となっていて、列に並ぶ前に食券を買うべきか、入店時に買うべきなのか迷うところだが、わからない時は取り敢えず並んで店員さんからの指示を待つのが正解だ。
我々は入店できるタイミングで買うよう指示されたが、そうで無いお客さんもいたようだった。

 

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店内はシンプルで無機質とまでは言わないが無駄がなくサッパリした雰囲気。カウンターのみの10席。


ここでは毎度「カレーまぜそば」を注文している。今回は麺大盛りで注文。

 

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でっかく切られたチャーシューが迫力の一杯だ。
丼の到着とともに「底からよくお混ぜください」と指示がある。
中心の白髪葱をほぐす事を意識しながら食べるのがベターだ。何も考えずに混ぜていたってなかなかほぐれてはくれない。


このカレーまぜそば、まるでカレーうどんのような出汁の味が優しい、親しいやすい一杯である。スパイスの味を楽しむ類のものでは無いし、辛くも無いので誰でも安心して食べる事が出来るだろう。

 

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麺が非常に特徴的。U字にくぼみのある変わった形をした麺。しっかりと腰があり食べ応えがある。くぼみの効果なのか、しっかりタレを絡めており食べ終わった後にはほとんど何も残らない。
何も残らないので最後にご飯を投入するには向いていないかもしれない。

 

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まぜそばを食べるという事は、初めに丼の中身を均一の味にして食べるという事なので、どうしても単調になり飽きが来る場合がある。
そんな時に卓上の調味料を使う。この一杯に関して言えば、一味はOK。味が大きく変わるとも言えないけど。
挽いてふりかけるタイプの胡椒はまあ普通。和な味にマッチしすぎることも無く。
唐辛子の入った酢はハッキリNG。まぜそば油そばに酢を入れることは定番だが、カレー味には合わな過ぎて、口の中入れても酢の味とカレーの味が別々の所にいるような感覚があった。わけわからん味、というやつである。最後の最後に試して良かった。

 

隣の席で「とり塩ラーメン」を食べていた連れからはカレーのにおいが凄かったと言われた。まあ、カレーだもんな、と思った。
 

 

ちなみに、道路を挟んで(ほぼ)向かいにある17年オープンのピザ屋「D’ORO」は美味いのでピザ好きには是非行って欲しい。ランチは並ぶ可能性が高い、コスパ良く満足度も高い。