京都 山科で愛される担担麺屋 「胡」で昼飯
「胡」
この字を見てパッと「えびす」と読む事が出来ますか
JR東海道線、京都市営地下鉄、京阪の山科駅より
歩いて5分程、大丸のすぐそば、道路は外環三条に面している。
この春に10周年を迎えたそう。移転もしつつ山科でやり続けているということ。店内は綺麗だった。
カウンター3席×2 テーブルがいくつかという感じだった。満席だったので席が空くのを待っていたが、テーブルとカウンター1席が同時に空いた時にテーブル席に通してもらえたのが嬉しかった。テーブル優先のオペレーションなのかたまたまなのか。
毎回若い女性のグループが多く見られる。胡麻や花椒なんかが美容にいいという考えからだろうか。近くに「京都薬科大学」があるからそちらの方々が足を運んでいるのかもしれない。
担担麺専門店だが、ノーマルな担担麺の他に、黒胡麻、あんかけ、汁無し、麻辣、カレー味などなどたくさん種類が楽しめる。麺の茹で加減、辛さ、濃さを指定出来る。
辛さを好みで調整できることは嬉しい。さらに、指定した辛さが物足りなかったとしても、卓上の唐辛子(粉状のカイエンペッパー)で更に調整する事ができる。
麻辣は食べた事があったので今回はノーマル担担麺のBセットを注文。内容は唐揚げとライス。(Aセットはライス無し)。担担麺は辛さ大を注文。(それ以上は有料となる)
唐揚げはノーマル、香味ソース、チリソースを選択可能なので「香味ソース」を指定した。メニューに唐揚げめっちゃ推しててちょっと面白い。
単品で頼んだ場合ノーマルとその他2つには30円の価格差がある。
表面が薄くパリッと揚がっている、味もしっかり付いていてなかなか良いもの。
辛さ大で頼んだ担担麺だが、そんな辛くは無い。ゴマの主張も程々ながらクリーミー。シビれ要素は無し。多くの人に愛されるための担担麺という感じだ。
中細でややうねりのある麺、みずみずしくプリッとしている。これが細かいひき肉とスープを程よく絡め口の中へ運んでくれる。この一杯の中で1番優れているのはこの麺だと思う。
ひき肉を食べるための穴あきレンゲが卓上に用意されているので、スープを避けてもこれらを残さず食べる事が可能だ。
全体に大きな特徴は無いもののまあ美味しいし、スープ濃いめへの興味もわいた。
他のメニューも気になるところなのでまた訪問したいと思わせられる。
これは前回食べた「麻辣担担麺」辛さ大
真っ赤な見た目だがそれでも決して危険な辛さでは
無い。一口目はむせた。
お店で提供されるビールは当然のごとくエビスビールオンリーだった。
グラス480円、中瓶580円だ。